機械的能率

□機械的能率観
   基準;労力,時間,経費-----インプットの最小化,アウトプットの最大化
   問題点;行政の多元性の無視,人間疎外的側面

    cf.バランスシート的能率(サイモン)

【過去問】
行政における能率と効率に関する記述のうち、妥当なのはどれか。【国U】


1.国家公務員法や地方自治法においては、民主的で能率的な行政の運営が指導原理とされているが、この2つの指導原理は、わが国と同じく議院内閣制がとられているイギリスの行政から強い影響を受けて確立した。

2.科学的管理法に由来する能率の概念(機械的能率)によれば、能率は労力・時間・経費の3要因によって決定され、最小の労力・資材により最大の効果を実現することが能率を測定する最大基準とされる。

3.機械的能率の概念に対する批判から生じた社会的能率の概念によれば、能率は、職員の勤労意欲と満足と共に相手方の満足の度合いをもって判定される。このため、民主主義と社会的能率とは、常に二律背反的関係にある。

4.客観的能率と規範的能率とを区別する概念によれば、ある目的にとって能率的であっても他の目的にとって能率的とは限らない。したがって、高度な政策判断のように能率の判定基準が評定者の規範意識に大きく依存する場合には、規範的な能率観によらずに客観的な能率観によるべきであるとされている。

5.費用対効果によって能率が測定されるとき、ある行政目的を実現するための手段A,Bどちらによっても同等の効果を上げることができるならば、それに要する費用(投入)が異なっても効率(目的の達成度)は同じであるから、この場合には能率と効率の概念とが当然に一致している。

 


【解答】
 正答 2

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