公務員試験対策!行政学 > 機能的行政学

ディモックの社会的能率概念

□社会的能率(ディモック)
    →行政の社会的有効性(職員の満足,サービス利用者の満足,多元的な利益の総合的実現)を基準として評価される能率

     【問題点】
    1)比較検討が困難
    2)行政における労力,時間,経費の浪費を正当化する口実にされやすい。


 

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正統派行政学(オーソドキシー)への批判

□正統派行政学への批判
 1.ダールの批判
      1)能率を第一義的価値とする点 ⇒ 科学である以上規範的価値とは無関係であるべき
      2)人間行動の理解が不十分 ⇒ 人間をあまりにも機械的にとらえている
      3)文化的・社会的背景を無視(例;国の行政国家化etc...)


 2.ワルドー,ディモックの能率論
   1)ワルドー;二元的能率
       「能率は決してそれ自体で善ではなく、他の価値との関連で測定されるべきである」
     2)ディモック
        機械的能率観を批判 ⇒「社会的能率」を提唱


 3.サイモンの批判;『行政の諺』(1946)
       従来の行政学 ⇒「庶民の知恵としての格言」と批判
       理由;科学的分析を行うための概念上の用語が十分確立されていない
              →明晰な概念を用いて事実のみを研究すべき(論理実証主義)


 4.アップルビーの政治・行政融合論
       政治と行政の関係=整合的,連続的 ⇒「切り離しがたい結合関係」を形成
        行政過程 ⇒ 政策形成の機能を包含

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ワルドーの二元的能率概念

□ワルドーの二元的能率
 「能率は決してそれ自体で善ではなく、他の価値との関連で測定されるべきである」

 「客観的能率」と「規範的能率」
       行政の能率 ⇒ その目的と種類によって規定
         機械的な判定が容易な場合-----客観的能率
         判定基準が評定者の規範意識に依存する場合-----規範的能率
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機能的行政学

□機能的行政学
 →行政は、意志決定の過程としての政治と密接不可分の関係を有するとする立場

  【背景】
   技術的行政学への批判 ⇒ 政治・行政の融合論 ⇒「機能的行政学」の勃興
   国家介入の拡大

    1929年 暗黒の木曜日(Black Thursday)⇒ 世界大恐慌(〜1932)
    1933年  ルーズベルト大統領によるニューディール政策
             緊急銀行救済法,全国産業復興法(NIRA),農業調整法(AAA) 制定
                 テネシー渓谷開発公社(TVA),市民資源保存団(CCC),市民復興庁(CWA)


 

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